お題「子供の頃の不思議な体験」を見た瞬間思い出したことが・・・。
私は当時小学2年生の頃だったと思います。
その頃住んでいた場所は、埼玉県の田舎町。
うちの前は交差点だったのですが、カーブをしていて視界が悪く
事故が結構ある交差点でした。
ある日の日曜日、この日は家族が全員家にいてお昼ご飯を食べる用意をしていた時です。
救急車の大きな音がうちの前で止まりました・・・。
『また事故があったのかなぁ~』と外を見に行く母。
私もついて行きました。
斜向かいの白い豪邸の玄関前に、救急車が止まっていました。
その後、家族全員表に出てきて、道を挟んで見ていました。
しばらくすると、誰かが担架で運ばれてきました。
担架に寄り添うように、ピンクのネグリジェを着た家主のおばさんも一緒に出てきました。
私の記憶が確かなら、その豪邸にはおばさん一人で住んでいました。
『救急車で運ばれたのは誰なんだろう?
遠方に住んでいる息子さんが遊びに来てて運ばれたのかなぁ~』
と母も言っていました。
救急車の後ろのドアが閉まる頃、おばさんは玄関の方に。。。
救急車のドアが閉まると同時に、玄関に入って行ってしまいました。
おかしいと思った母は、
『あれ?〇○さんなんで一緒に行かなんだろう?』と言ったんですが、
父『〇○さんなんていないじゃないかっ!!何言ってんだ。』
母『あそこにいるじゃない。ほらほら』
祖母『ピンクの服着ているじゃない』
兄『えーいない』
。。。。。。。
その時は道を挟んでるし、車も通っていたし、見えなかったんだろうと思っていました。
しばらくすると、近所の誰かから電話がかかってきて
(子供だったので誰だったかは不明)
『〇○さんが亡くなったから、葬儀のお手伝いをお願いします』との事。
母は驚いていましたが電話を切り説明をしてくれました。
おばさんは自分が運ばれていくところを見ていたんだね、と。
うちの家族は、祖父、祖母、父、母、兄、私、弟の7人家族。
そのうちおばさんを目撃していたのは、祖母、母、私。
男には見えなかったようです。
元々、祖母と母は霊感が強く、普段から深夜に足音が聞こえたとか、
あの足音は〇○さんだ。(亡くなった親族)とか言っていました。
私は霊感はなかったので、トイレに行けなくなるからそういうこと言うのやめてほしいくらいにしか思ってませんでした。
亡くなったおばさんは、生前私の小学校入学のお祝いにピンクのレースのパンツをくれるちょっとファンキーなおばさんでした。
祖母と母は、こんな奇抜なの小学生に・・・と怪訝な顔をしていましたが
私は、目新しいものをくれたり、おもしろい話しをしてくれるおばさんが好きでした。
その後のお葬式の記憶はないので、父と母だけで行ったのでしょう。
なんだかとても不思議な体験をしましたが、とても悲しかった記憶が今でもあります。
その後は街角で友達が見えないものが見えたり、旅行先の山で見てしまったり、大人になってからも静岡の方で運転中ダッシュボードに顔が浮かび上がってきたり、
数々の体験をしてますが、どれも一瞬だったり、そもそも動いてないんですよね。
あの時の歩いているおばさんが、今でも一番印象に残っています。
最近は見なくなりました。
子どもの頃に見ていたら大人になったら見なくなる説を聞いたことありますが、
そんなことないですw
おばさんは亡くなるには若かったので、やり残したことも沢山あっただろうに。。。
安らかに眠ってくれてると願ってます。
いつ自分の人生に終わりが来るかわかりません。
1日1日を大切に楽しく過ごしていきたいものですね。
◎◎◎今日の格言◎◎◎
「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生